各国著作権法における図書館及びアーカイブズ関連の権利制限に関する調査結果が公表(2014年11月)
2021/12/01
先月のニュースですが、WIPO(世界知的所有権機関)の委託を受けたKenneth Crews弁護士が、世界各国の著作権法における図書館及びアーカイブズに関連する権利制限の現状に関する調査の結果をまとめた報告書がWIPOのウェブサイトにて公開されています(2014年11月5日付)。
同報告書では、日本を含む世界各国において図書館及びアーカイブズに関連する著作権の権利制限がどのように規定されているかについて、調査結果が丁寧にまとめられています。
なお、今回の調査は、2008年の調査結果をアップデートするとともに、前回調査時よりも調査対象国を広げているとのことです。
(中川隆太郎)
関連記事
-
-
上野「文化の杜」新構想シンポジウムの開催(1/31)
2015年1月31日に東京芸術大学で上野「文化の杜」新構想シンポジウムが開催され …
-
-
第10回 デジタルキュレーション国際会議
この10年間、これからの10年、デジタル・キュレーションの成果と課題と称した国際 …
-
-
thinkTPPIP、3月13日(金)に新宿にて記者会見を開催
TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム(thinkTPPIP)、3月 …
-
-
第5回LRGフォーラム「これからのアーカイブを考える-アーカイブサミット2015を受けて」が4月5日に開催
2015年1月に開催された「アーカイブサミット2015」でなされた数々の問題提 …
-
-
カレントアウェアネスに「英国における孤児著作物に関する新ライセンス・スキーム」の解説が公開されています。
カレントアウェアネスで英国で2014年10月29日から導入された孤児作品に対する …
-
-
EUのデジタルサービスへのVATルールが変更される
2015年1月1日にEUのVAT(付加価値税)のルールが変更となり、デジタルサー …
-
-
英国Tate美術館が所蔵作品を基にしたゲームMinecraft用データを作成
Minecraftはブロックで世界を作っていったり、その中を探索したりできる箱庭 …
-
-
ホイットニー美術館がオンラインデータベースを拡張
ホイットニー美術館がオンラインデータベースの拡張し、従来の700点程度から21, …
-
-
DPLAが2015年から2017年までの戦略プランを公開
DPLA(米国デジタル公共図書館)が今年から2017年の3年間の戦略プランを公開 …
-
-
スミソニアン博物館がアジアコレクションをオンラインに公開予定
スミソニアン博物館が2015年1月に4万を超えるアジアコレクションをオンライン …
