アーカイブサミット2016
アーカイブサミット2016のプログラム詳細や申込み方法は、当ページで順次更新していきます(2016/04/02)。
最終更新:06/16
アーカイブサミット2016は盛会のうちに終了しました。多くのご来場、誠にありがとうございました。
アーカイブサミット2016の記録ページを公開しました。 → こちら
今後のイベント運営の参考にさせて頂きますので、アーカイブサミット2016のご意見・ご感想をお寄せ願います。
※受付は終了しました。ご投稿ありがとうございました。公開許諾を得られたアンケートは、本ページの下部に掲載しました。
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チラシ完成しました → PDF(424KB)
チラシの内容から変更している箇所がございます。本ページの記載をご覧ください。
○参加申込について
18:30-20:30大ホールシンポジウムの申込みフォームを閉じましたが、お席に余裕があるため、申込み無しでもご参加いただけます。受付開始は18:15です。ぜひお越しください。
13:00-20:30全プログラム参加は、定員に達したため申込みを締切りました。お申込みありがとうございました。
【告知】
下記のプログラムについて「ニコニコ生放送」で配信します。
URLは、
http://live.nicovideo.jp/watch/lv264966629
です。
□ 13:00-13:10 趣旨説明・全体進行ガイダンス
□ 13:10-13:30 基調講演 中山信弘[東京大学名誉教授]
□ 13:30-14:30 基調報告(各20分)
(1) アーカイブサミット2015の成果と課題:吉見俊哉(東京大学教授)
(2) 著作権リフォームの潮流とデジタルアーカイブの課題:福井健策(弁護士)
(3) めざすべきナショナルデジタルアーカイブの機能イメージ全体像:生貝直人(東京大学客員准教授)
□ 14:30-16:00 特別企画シンポジウム 著作権消滅。―社会資本としてのパブリックドメイン―
登壇者|大久保ゆう[青空文庫]/ 野口祐子[弁護士]/ 平田オリザ[劇作家・演出家/東京藝術大学特任教授] 司会|吉見俊哉
□ 16:10-17:40 フォローアップ ブレスト アーカイブで儲ける
赤松健[漫画家]
○ご注意
「16:10-17:40 フォローアップ ブレスト 文化的・社会的価値をうむアーカイブ」
「18:30-20:00 シンポジウム アーカイブ資本論:「本当に使えるアーカイブ」を求めて」
の2つのプログラムについては、機材又は電波状況の関係で中継はございません。ご了承ください。
● 開催概要
第一回サミットの開催から一年。
日本のデジタルアーカイブは急速な転換期を迎えつつある。
世界に伍するナショナルデジタルアーカイブのあり方とは、
そして人類の共有地としてのパブリックドメインは
いかなる社会的・経済的価値を生み出すべきか。
各界第一線の専門家と徹底的に討論する。
● 主催
アーカイブサミット組織委員会 組織委員長|長尾真(国際高等研究所所長)
事務局|文化資源戦略会議
● 後援
千代田区
● 協賛(五十音順)
株式会社アーイメージ
インターネットユーザー協会(MIAU)
株式会社ヴィアックス
角川文化振興財団
株式会社電通
防災未来アーカイブ研究会
●協力
本の未来基金
●日程・場所
日程|2016年6月3日(金)午後1時~午後8時30分頃
場所|千代田区立日比谷図書文化館
● プログラム
□ 12:30 開場・受付開始
□ 13:00-13:10 趣旨説明・全体進行ガイダンス
□ 13:10-13:30 基調講演 中山信弘[東京大学名誉教授]
□ 13:30-14:30 基調報告(各20分)
(1) アーカイブサミット2015の成果と課題:吉見俊哉(東京大学教授)
(2) 著作権リフォームの潮流とデジタルアーカイブの課題:福井健策(弁護士)
(3) めざすべきナショナルデジタルアーカイブの機能イメージ全体像:生貝直人(東京大学客員准教授)
□ 14:30-16:00 特別企画シンポジウム 著作権消滅。―社会資本としてのパブリックドメイン―
登壇者|大久保ゆう[青空文庫]/ 野口祐子[弁護士]/ 平田オリザ[劇作家・演出家/東京藝術大学特任教授] 司会|吉見俊哉
<共催>本の未来基金
2016年、日本では谷崎潤一郎・江戸川乱歩ら大物作家の著作権保護が終了し、パブリックドメイン入りした。今後、新出版物・デジタル復刻・これらの原作に基づく二次的創作など新たな文化の広がりが予想される。他方、TPP妥結を受け、日本では次期国会以降に著作権法が改正され、著作権が死後70年、実演が実演後70年へと期間が延長されることも予定されている。
保護延長は、権利者不明の「孤児著作物」を増加させ大量デジタル化社会への対応を困難にしたとして、欧米でも矢継ぎ早な対策案が打ち出され、日本でもアーカイブ振興のための著作権リフォームが求められている。他方、去る2月5日には日本で既にパブリックドメインであるブレヒト/クルト・ワイル作「三文オペラ」において、宮崎県立劇場制作で各地巡演を控えた舞台が「著作権管理会社の通告」との理由で中止を発表されるなど(毎日新聞2月7日)、パブリックドメインの意味と価値はなお社会に正しく浸透しているとは言いがたい。
アーカイブの振興と普及にとって表裏ともいえる、パブリックドメインの社会的・経済的・文化的な意義と課題を、各界の第一人者を招いて改めて論ずる。
□ 16:10-17:40 フォローアップ ブレスト(2会場で同時開催)
□ 文化的・社会的価値をうむアーカイブ
座長|沢辺均[ポット出版会長]
社会的文化的な価値のある資料を収集し、誰もが利用できるようにする、またそのために積極的にデ ジタル技術を活用する。「アーカイブする」ということをひとまずこうしたものだと考えた場合に、では その対象というのはいったい何なのだろうか。この「何」なのか?、なぜ「何」なのか?、そしてその場 合にアーカイブする主体はだれなのか?を、ブレストします。最初に、クリエイティブ・コモンズ・ジャ パン理事であり、青空文庫を支援する「本の未来基金」のスタッフである弁護士の永井幸輔から口火を切りますので、みなさんの積極的な発言をお願いします。
□ アーカイブで儲ける
座長|赤松健[漫画家]
絶版となったマンガを広告付きで無料にて公開し、得られた広告収入を100%作家へと利益還元を行う 電子書籍配信サービス「マンガ図書館Z」を創設し、アーカイブを使ったビジネスモデルを構築した漫画 家「赤松健」が、国家予算を投入して所蔵作品のデジタル化を推進してきた「国立国会図書館 デジタル ライブラリー」のデジタルコンテンツを利用し、どう「儲ける」か、ご来場の皆さんと一緒に考えたい。 公的な機関で作成されたデジタルコンテンツから「経済的価値」を見出し、孤児著作物の利用推進まで視 野に入れた、「儲ける」ための新ビジネスモデル創出を「作家目線」で議論する。
□ 18:30-20:00 シンポジウム アーカイブ資本論:「本当に使えるアーカイブ」を求めて
登壇者|赤松健[漫画家]/瀬尾太一[日本写真著作権協会常務理事]/宮本聖二[ヤフー㈱映像エグゼクティブ・プロデューサー] 司会|福井健策
盛況で終えた「アーカイブサミット2015」から1年。欧州では巨大プラットフォームによる情報寡占に対抗 し幸福に共存するため、各国政府が矢継ぎ早な対策を打ち出し、彼らが総力を挙げる巨大電子図書館「ユー ロピアーナ」は、公開コンテンツ数がついに5300万点を超えた。この間、果たして日本は、我々はどれだけ 前に進めたのか? サミット2016で再検証されたパブリックドメインの価値、アーカイブ活用の無限の可能性を踏まえ、その 社会資本としての存在感を更に飛躍的に高めるため、何が急務なのか。最大の課題といえる権利処理の壁 を、我々はどう超えるのか。内閣知財本部での著作権リフォーム論議に加わり、あるいはコンテンツ制作・ 流通の現場で奮闘する各界の第一人者を集め、日本が2020年までの4年間で実行すべき方策を論じる90分間。
□ 20:00- 閉会宣言
長尾真[ 国際高等研究所所長(アーカイブサミット組織委員長) ]
※登壇者は予告なく追加・変更される場合がございます。
(アンケート結果)
・最後のシンポジウム以外が定員が少なかったので参加できず残念だったが、中継がありかなり助かりました。(中継観たうえでシンポジウムに参加する ことと、そうでないのでかなり理解度が異なると思えた)。昨年度は博物館の方など、MLAに関連するところがあったようですが今年は薄めに思えたので、次回の充実を期待します。
公開日:
最終更新日:2017/03/09