オバマ大統領図書館構想
2021/12/01
アメリカでは大統領は退任後、任期中の資料をまとめた図書館を建設することが習わしとなっています。
2016年に退任するオバマ大統領は電子化を進めたこともあり、これまでとは異なる大統領図書館が構想されているそうです。
例えば、資料が紙だけではない上に、大学との連携が提案されているとのことです。
The Obama Library May Be a City-Wide Piece of Public Infrastructure
オバマ大統領図書館建設計画、市全域の公共インフラとなるか
これまで作られてきた大統領図書館でも電子化は進められています。
例えば初めて大統領図書館を作ったのはフランクリン・D・ルーズベルトですが、そのフランクリン・ルーズベルト大統領図書館は、FRANKLINに40万ページ以上のデジタル化文書を追加したと発表しています。
New Digital Collections: Henry Morgenthau, Jr. and War Refugee Board
(松永しのぶ)
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