文化資源戦略会議

ナショナルアーカイブの設立とデジタルアーカイブ振興法の制定をめざして

サミット2015ホームページ


(2015/01/09 ミーティング趣旨など一部を加筆しました)

アーカイブサミット2015は、定員に達したため、すべての参加申込を終了しました。
どうもありがとうございました。

アーカイブサミット事務局 2015/01/22木

当日のプログラム・内容は一部変更することがあります

アーカイブサミットのチラシ(A4両面 PDF 287kb)→こちら

■当日のお願い
参加費は当日会場でお支払いください。当日は名刺を2枚用意ください。1枚はネームプレート用です。

■要項 ●日時 2015年1月26日(月曜日)10:30〜20:30
●場所 千代田区立日比谷図書文化館
●主催 アーカイブサミット組織委員会 委員長・長尾真(京都府特別参与) 事務局 文化資源戦略会議
●後援 千代田区
●共催 千代田区立日比谷図書文化館
●協賛 アーイメージ・ヴィアックス・角川文化振興財団・樹想社・小学館・新産業文化創出研究所・大日本印刷・電通・ヤフー

■アーカイブサミット組織委員会の委員
委員長 長尾真(京都府特別顧問)
委員  青柳正規(文化庁長官) 石川雅己(千代田区長) 角川歴彦(株式会社KADOKAWA会長) 高階秀爾(大原美術館館長) 竹宮惠子(漫画家・京都精華大学学長) 宮田亮平(東京藝術大学学長)

参加費
受付終了→ 
シンポジウムのみ:1,000 円
受付終了→ 一般(シンポジウム含む):3,000 円/学生(シンポジウム含む):1,000 円

■プログラム
アーカイブサミット2015は、午前中から(夜のシンポジウムをのぞき)三つの会場で、三つのコマで、ミーティング・講演・ワークショップを開催します。参加者は、お好きなプログラムに参加いただけます。途中の入場・退場も自由ですので、それぞれのコマに席のあるかぎり参加いただけます。

●ミーティング(MT) 4コマ (セミナー室の座席数は24名です)
アーカイブをめぐる、政策・法制度、現状の課題、人材育成などをテーマに、現在さまざまに取り組んでいるみなさんと議論する場です。20名程度でみっちり語り合います。

MT-1 アーカイブ政策、著作権と法制度
会場:セミナー室A 10:30〜12:00  司会:福井健策(弁護士)
参加予定者:
池村聡(弁護士、元文化庁著作権課調査官)
今村哲也(明治大学情報コミュニケーション学部准教授)
太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 芸術文化政策センター長/主席研究員)
桶田大介(弁護士、電子書籍と出版文化の振興に関する議員連盟アドバイザー、マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟アドバイザー)
金子敏哉(明治大学法学部准教授)
古賀崇(天理大学人間学部准教授)
瀬尾太一(日本写真著作権協会常務理事、経団連ポータルサイトJapacon主査)
中村伊知哉(慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授、内閣知財戦略本部アーカイブタスクフォース議長)
中川隆太郎(弁護士、骨董通り法律事務所)

MT-2 アーカイブ組織:お金の問題
本ミーティングでは、アーカイブに関わる論点の中でも取り扱われることが少ない「お金の問題」、つまり文化予算やファンディング活動などの、組織運営やアーカイブ構築に関わる経済的側面を議論します。現在公的な文化施設のアーカイブの多くは、政府や自治体等の文化予算を主な原資として運営されていますが、今後デジタル環境に対応したアーカイブの拡大を進め、そして真に持続可能なアーカイブを実現していくためには、文化施設自身によるファンディング活動、あるいは企業等との連携に基づくビジネスモデル構築と収益創出の努力が不可欠になってくると考えられます。各アーカイブ組織が直面する課題と、現在の取り組みを共有・議論し、我が国の文化資源を後世に伝えていくために必要な施策を提言することを目指します。

会場:セミナー室B 10:30〜12:00  司会:沢辺均(ポット出版)

MT-3 アーカイブの担い手、どうする
このミーティングでは、これからのアーカイブの担い手とその養成について掘り下げます。文化資源戦略会議による「アーカイブ立国宣言」の柱の一つは専門人材の養成です。「アーカイブ立国宣言」の提言2をたたき台に、次の4つの論点を挙げて議論します。
①既存の司書・学芸員・アーキビスト等の専門人材を基盤に、文化資源のデジタル化や権利処理に精通した新たな高度専門職が必要ではないか。その適切な名称は何か
②専門性を担保するために、国家資格もしくは専門職学位が必要ではないか
③養成は、仮称「ナショナル・デジタル・アーカイブ・センター」(NDAC)を拠点とし、既存の大学、博物館・美術館・文書館などの文化資源機関、研究教育機関や企業等による連携によって行ってはどうか
④養成機関は、専門職の養成と一般向けのリテラシー開発を同時に行なうような運動体としてとらえてはどうか
果たしてこれらの提案は妥当か。よりよい考え方はないか。博物館、図書館、文書館、大学、企業など立場の異なる人たちが一堂に会し、今後の専門人材の姿と養成の仕組みをより確かなものにしていくことをめざします。

会場:セミナー室A 15:00〜17:00  司会:佐々木秀彦(東京都美術館)

MT-4 〈アーカイブ立国宣言〉の具体化に向けて:ビジョンと戦術
文化資源戦略会議による〈アーカイブ立国宣言〉は、デジタルアーカイブ振興政策の柱として、①抜本的な孤児作品対策、②文化資源デジタルアーカイブのオープンデータ化、③デジタルアーカイブを支える人材の育成、④国立デジタルアーカイブ・センターの設立の4つを掲げました。しかし、これらは本当に他に先駆けて取り組むべき緊急の課題なのでしょうか?また、本当に実現可能なものなのでしょうか?これらの課題を解決する上で、見過ごせない壁はどこにあるのでしょうか?さらに、〈宣言〉の推進は、我が国のデジタルアーカイブをめぐる状況を本当に改善するのでしょうか?
このMT4「〈アーカイブ立国宣言〉の具体化に向けて」では、〈宣言〉が内包している問題点や困難、限界について、異なる立場からの批判的検討を徹底させたいと思います。そのために、このMTには、組織アーカイブとして長い歴史を有する文書館の専門家、出版界で図書館のデジタルアーカイブ化に一定の批判的距離も保つ専門家、放送界で放送政策・産業とオープンデータ化の間の複雑な関係を熟知している専門家、地方の小さなアーカイブの実践にこだわり続ける市民や研究者に集まっていただき、〈アーカイブ立国宣言〉への歯に衣を着せぬ批判をしていただくことを目論んでいます。〈宣言〉作成に関与した文化資源戦略会議のメンバーは、それらの批判に精一杯返答してください。このMTでは、いわば〈宣言〉をめぐる建設的バトルをしようとしているわけです。私たちは、そうした「バトル」で揉まれることで初めて、〈宣言〉が一般人に開かれた骨太の構想となっていくと確信しています。

会場:セミナー室B 15:00〜17:00  司会:吉見俊哉(東京大学教授)

●講演会(L)3コマ (小ホールの座席数は60です)
アーカイブにおける課題や現状報告などを、日本のなかで先頭を切って研究され ている識者の方々に講演していただきます。会場は60名、小さめの会場でアーカ イブをめぐる先端の研究に触れていただきます。

L-1 アーカイブのつなぎ方
会場:小ホール 10:30〜12:00
講演=高野明彦(国立情報学研究所教授)
L-2 アーカイブをどう使うか
会場:小ホール 13:00〜14:30
講演=目黒公郎 (東京大学教授)
L-3 アーカイブを身近に感じるためには
会場:小ホール 15:00〜16:00
講演=御厨貴 (東京大学客員教授)
L-4 三講師による総括討論
会場:小ホール 16:00〜17:00
講演=高野明彦・目黒公郎・御厨貴

●ワークショップ(WS)(セミナー室の座席数は24名です)
アーカイブの制作に直接とりくんでいる研究所・企業から、その取り組み内容を 発表していただきます。20名ほどの会場で、先端の実践にふれていただくことが できます。

WS-1 アーカイブのつくりかた I
会場:セミナー室A 13:00〜14:30
・東京藝術大学 発表者:嘉村哲郎(東京藝術大学芸術情報研究員)
「総合芸術アーカイブセンターの取組み」
・大日本印刷 発表者: 木戸英行(公益財団法人DNP文化振興財団CCGA現代グラフィックアートセンターセンター長)
「田中一光アーカイブ」
WS-2 アーカイブのつくりかた II
会場:セミナー室B 13:00〜14:30
・NPO法人連想出版
発表者:高野明彦(NPO法人連想出版理事長 )
「地域の文化資源アーカイブ・お茶ナビゲート」
・東京国立近代美術館フィルムセンター
発表者:とちぎ あきら (主任研究員)
「フィルム・アーカイブは映画をどのように扱うのか——松本俊夫監督作品『銀輪』(1956年)をめぐって」

●総括シンポジウム (大ホールの座席数は207です)
ミーティング(MT)での議論の報告を基調に、アーカイブ立国の意味、課題、方 法をディスカッションします。昼の部から参加の方はそのまま参加いただけま す。このシンポジウムだけでも参加できます。

テーマ アーカイブ立国をめざす!
会場:大ホール 18:30〜20:30
問題提起・司会:吉見俊哉(東京大学教授)
パネリスト:アンドルー・ゴードン(ハーヴァード大学教授)
パネリスト:高野明彦(国立情報学研究所教授)
パネリスト:福井健策 (弁護士)
パネリスト:森まゆみ (作家)

公開日:
最終更新日:2017/03/09